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「消極損害」とは、交通事故がなければ得られていたはずの将来の利益についての損害です。
休業損害、後遺障害による逸失利益、死亡による逸失利益が消極損害として挙げられます。

休業損害とは、交通事故で一定期間入院等して働けなかったことで失われた給料等の損害です。

後遺障害による逸失利益とは、交通事故の負傷で後遺障害が残って労働能力の一部または全部が失われて将来の収入が減ることについての損害です。

死亡による逸失利益とは、交通事故被害者が死亡して永続的に将来の収入が失われたことについての損害です。