解決事例

2019/05/28任意保険未加入の相手方から賠償金を回収

  • 性別 = 女性
  • 年齢 = 10代以下代
  • 後遺障害等級 = なし
  • 過失割合 = 15:85

増額合計

0円

7万0000円

7万0000円UP

事故態様

小学生のHさんが道路を横断しようとしたところ、左方向から進行してきた自動車と接触。

Hさんは脳震盪、顔面・下肢擦過創の怪我を負いました。

受任前の状況

この事案の最大の問題点は「加害者が任意保険に加入していない」ということでした。

加えて、小学生を自動車で轢いたにもかかわらず運転席に籠ったままで救護活動を行わない、Hさんの父に現住所以外の住所を連絡先として伝える等、不誠実な対応が目立ち、交渉前から難航が予想されていました。

結果の概要

物損と相殺する形での示談を成立させ、7万円を回収。

結果の詳細

受任前の予想どおり、非常に厄介な交渉となりました。

加害者が任意保険に加入している通常のケースであれば交渉自体は比較的スムーズに進みます。
交渉相手となる保険会社には「交通事故に関する法律知識」という共通言語が通じるからです。

しかし、法律の素人が直接の交渉相手となる場合はこうはいきません。
本件でも相手方が法的に通らない要望に固執したり、事故の程度からは考えられないような金額の自動車修理費や代車費用を請求してきたり、こちら側の弁特保険会社に「弁護士を替えろ」と要求したりと、通常の交通事故示談交渉ではおよそありえない出来事が頻発しました。

まともな交渉が期待できないため、訴訟前提の厳しくきつめの対応を基本方針に。
相手方の対応が二転三転し、最後まで予断を許さない状況が続きましたが、何とか示談が成立。
合意に従った賠償金を回収することにも成功しました。

たまたま被害者の怪我が軽微だったから何とか解決できた事案であるとも言えます。
怪我の程度がもっと重かったら訴訟しても損害を補填できなかったかもしれません。

任意保険に加入しない人間は自動車という危険な乗り物を無責任に乗り回すべきではない。
そんな思いを改めて強く抱くこととなった事案です。

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