解決事例

2018/09/03後遺障害併合9級認定で損害賠償額が3500万円に

  • 性別 = 男性
  • 年齢 = 20代
  • 後遺障害等級 = 併合9級
  • 過失割合 = 15:85

増額合計

266万0000円

2400万0000円

2134万円UP

事故態様

Fさんが大型バイクを運転して道路を直進していたところ、対向車が前方をよく確認せず右折。

相手方車両と衝突したFさんはバイクから投げ出され、右橈尺骨脱臼開放骨折等の怪我を負いました。

受任前の状況

事故発生から半年ほどが経ってからFさんの相談を受けました。

当初、Fさんの怪我は加療3か月程度の比較的軽いものと見られていたようです。

しかし、当初の予想に反して回復が遅く、相手方保険会社の担当者の対応が悪かったこともあり、弁護士費用特約を使っての受任に至りました。

結果の概要

治療期間は3年3か月にも及び、後遺障害等級併合9級の認定。

損害賠償総額は約3500万円に。

結果の詳細

受任前、治療費については相手方保険会社が負担してくれていたものの、一時金がなかなか支払われず、Fさんは貯金を切り崩して生活していました。

弁護士が相手方保険会社と交渉し、治療が長期化する可能性があることやFさんの窮状を丁寧に訴えて、渋る相手方保険会社の担当者を説得して月40万円程度を先払いしてもらうことになりました。

その後も治療が続けられましたが、感染症も引き起こしていたため治療の先が見えない状況に。
弁護士が定期的にFさんに連絡を取って病状を確認し、手術やリハビリが終わるのを待ちました。
途中で相手方保険会社の担当者が変わり、交渉がスムーズに進むようになって助かりました。

最終的に治療が完了したのは、当初見込みを大幅に超過する3年3か月後。
そこから後遺障害等級認定の申請を行いました。
認定結果は次のとおりです。

右手関節の可動域制限につき、後遺障害等級10級10号。
右足関節の可動域制限につき、後遺障害等級10級11号。
右拇指神経症状につき、後遺障害等級12級13号。
以上を踏まえて、後遺障害等級併合9級の認定。

最終的な損害賠償額については、Fさんの希望を確認しながら粘り強く増額交渉を進めました。
その結果、過失相殺を行った後の損害賠償額は約3500万円に。
既払いの治療費や内払い金を除いた2400万円を獲得する和解が成立しました。

最新の解決事例

初回相談料・着手金無料 ご相談はこちらから
弁護士費用に関して

交通事故コラム

交通事故解決には様々な知識が必要です。
このコラムでは交通事故に関しての様々な情報を公開しております。

カテゴリーCATEGORY

  • 法律相談について
  • 弁護士費用について
  • 示談金額について
  • 後遺障害について
  • 死亡事故について
  • その他